「歯と口の健康週間」に考える、歯を守る大切さ

こんにちは。名古屋桜通デンタルクリニックです。
6月4日から10日は「歯と口の健康週間」でした。
この期間は、歯の健康について見直すきっかけとして、新聞広告やポスター、地域イベントなどを通じて啓発活動が行われる期間です。
「8020運動」とは?
「8020(ハチマルニイマル)運動」とは、1989年に厚生省(現在の厚生労働省)と日本歯科医師会が始めた運動です。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という目標を掲げています。
歯を失う主な原因
歯を失う原因の多くは、虫歯と歯周病です。
特に歯周病は、歯を支える骨を溶かしてしまう恐ろしい病気で、知らないうちに進行してしまうことが特徴です。
成人している多くの人がかかっているとされており、令和4年の調査では、15歳以上の約47.9%が歯周病にかかっているという結果がでています。
歯周病は、年齢が上がるほど割合が増える傾向にあるため、注意が必要です。
年齢とともに減る歯の本数
厚生労働省が行なった令和4年歯科疾患実態調査によると、歯の本数は年齢とともに減っていく傾向が見られます。
- 40代:約28本
- 50代:約26本
- 60代:約24本
- 70代:約20本
- 80代~:約15本
歯を守るためにできること
毎食後の歯磨きに加えて、定期的に歯科医院を受診し、お口のトラブルを早めに見つけることが大切です。
さらに、栄養バランスのとれた食事や禁煙など、生活習慣を整えることも歯の健康を保つうえで欠かせません。
歯を大切にすることは、健康への第一歩
「歯と口の健康週間」を機に、歯の状態を見直してみましょう。
毎日のお口のケアと定期的に歯科医院を受診することで、いつまでも自分の歯で食事を楽しむことができます。
当クリニックでは、患者様一人ひとりに合わせたお口のケアをお伝えしています。お気軽にご相談ください。